解体、それは未来への旅立ち
再び、製紙用の資源として。
門倉工業の廃材リサイクルシステム。

解体工事に対して、地球環境保護のためにいかに廃棄物をな少なくするかが要請されています。例えば、粉砕されたコンクリートはさらに細かく砕かれ道路や建築現場の地盤基礎材や護岸工事の基礎材として利用されます。また、鉄筋は仕分けされ,鉄材として再生されます。そして木材は製紙用チップへ。
それらの技術の向上により、現在最終的に廃棄しなければならないゴミは廃棄物全体の10%までに少なくなっています。
門倉工業は、創業以来培ってきた木材再生の技術を生かして、廃材再生作業を積極的に進めてきました。木造解体作業によって生じた廃材・鉄材などを仕分けして、木材を製紙用資源となるよういくつかの工程を経て、製紙用チップまでに粉砕していきます。ここではそれらの廃材リサイクルシステムを紹介いたします。
【処理工程図】  戸塚工場  

入荷
廃棄材・木くず・パレット
解体工事が
プロフェッショナルの技術として
認められてきました。


建築技術が進歩するに従って、解体技術も進歩する必要があります。作る新技術は壊す新技術を求めているのです。また、建築副産物、廃棄物の処理に対する基準も年々厳しくなっています。
解体には年々高度な知識が必要とされています。そこで(社)全国解体工事事業団体連合会は、建設省の指導のもと「解体工事施工技士」資格検定制度を創設しました。それは、解体技術が、設計士のようなプロフェッショナルの技術として認められてきたことを意味するのです。
21世紀を迎え、ますます増え続ける解体工事へ向けて、今人の育成が急がれています。
選 別

  コンベアー
ダストサイロ

金属くず等

    チップサイロ
出 荷

金属片
木粉ダスト
(おがくず)
スクラップにされるおがくず    再利用されるチップ

製紙会社
再製材製造工場
(ダンボール原紙・クラフト紙)



スクラップ



牧場
    1.受入れ出来る木材(処理可能材)

     @木造解体木くず 建築破材
      ・合板、ペンキを薄く塗った材は事前に打ち合わせをさせて下さい
     A生木全樹種、建物基礎くい
      ・直径5p〜30p位まで(枝草は除く)
      ・生木は枝払いして長さを2m位まで
      ・基礎くいは事前打ち合わせをさせて下さい
     B塗料の付着していない仮わく・合板(事前打ち合わせ)
     C流通パレット・木箱等
     Dその他、木くず全般

    2.受入れ出来ない木材(処理不可能材)

     塗料や接着剤、又は防腐剤等の薬品が付着・浸透し
     再資源化が不可能な木くずは受入れ出来ません


    3.ご連絡事項
     @処理可能材とは製紙用チップ、ボード原材料用チップ
      又は燃料用チップとして加工、生産できる木材をいいます
     Aはじめての納入業者の方は事前に材質内容等について
      確認打ち合わせをさせて下さい。









[連絡先]

門倉工業株式会社 戸塚工場
住所:横浜市戸塚区上矢部町2067-4
TEL:045-811-3541
FAX:045-811-3589